今日は仕事の話です。
私は水曜日と土曜日は動物病院で働いています。
なので、今日は病院勤務の日でした。
私は、専門学校に入る前から、将来絶対自分が就かないだろう動物業界の仕事の1位が動物看護師だと豪語してました。
(2位はトリマーだったりします)
希望職ではない…というより、私は血を見たりするのが苦手なタイプなので、全くの不向きな職業なわけです。
気合入れて頑張るぞー!と張り切れる仕事でもなく、どうしても中途半端な行動ばかりとってしまいます。
そんな私でも必要なほど、切羽詰ってる人事不足なのが私の勤める病院です。
病院は平日は7時に閉まるのですが、今日もいつものように6時が過ぎ、6時半になったとき「さーもう少しで帰れるぞ!」と心の中で意気込んでラスト30分を送りました。
ラスト30分前、ある母娘がコーギー(♂)を連れてきて、待合室で待っておられました。
昨日も来られてたそうですが、昨日は私は休みだったので、一先ず出された尿検査用の尿を受け取って、尿検査の準備にとりかかりました。
そのコーギーの尿は真っ赤な血尿…というより、ほぼ血液っぽい状態で、血の塊みたいなのもついていました。
はじめは「ヒート…?」と思っていましたが、カルテには♂と書いてあったので、更に驚きました。
診察室にコーギーが入り、院長と母娘との会話が始まり、その話の内容で大体状況が飲み込めました。
昨日もそのコーギーの子は来ており、昨日が初診だったみたいです。
で、昨日は母親と父親が連れてきていたみたいです。
血尿は昨日からあったようで、早急に尿検査をされました。
結果は、昨日と同じ状況とのことです。
そのコーギーは見た目は綺麗な見た目をしており、7歳なのが嘘のように毛並みも綺麗な子です。
顔もとっても可愛くて、穏やかで大人しく、とってもとってもいい子でした。
昨日色々な検査をしたようで、先生は大体の症状がわかっておられました。
難しい話だったので、私は聞き流していたので殆どわかりませんでしたが、なんでも非常に危険な状態とのこと。
やはり血尿というより、血液が出てしまっているので、貧血を起こしているようです。
さらに、皮下出血も目立ち、すぐに青痣が出来てしまうとも話しておられました。
そのため、散歩も禁止。
家に居る時はちょっとでも物が当たると痣が出来てしまうので、歩かせることすら控えるべきだとのことです。
それでもはっきりした病状はわからず、一度検査をしてみないといけません。
検査には結構な値段がかかるようで、母親からは「出来ればしたくない」というオーラが出ていました。
私だったら無理しても出す額だったし、娘さんも「やろう!」と強く言ってました。
(まあ自分が払わない立場だったらなんともいえますしね…)
ですが、その家は父親が乗る気じゃないみたいなのです。
昨日も父親を納得させるのに時間がかかったと院長は言っておりました。
動物を飼うって、本当に大変なんだと改めて思いました。
可愛いから、可哀想だから…で家族を増やしたら、若いうちはそれで成り立つかもしれないけど、年を取るに連れて凄い大きなお金が動きます。
そのお金を出せるのなら、多頭飼いでもなんでもすればいいと思います。
できないのなら1頭も飼う資格はないと思う。
その後、コーギーは再度血液検査をすることにしました。
血液が固まらない体質のようで、そういう子からはなるべく血は採りたくないと院長は仰ってましたが、それしか方法が無いのでやる事に決めたのです。
血液が固まり難いかどうかというのは、避妊・去勢手術をした子なら早期発見ができます。
その後に発症する可能性もあるので100%ではありませんが。
血液検査の結果は、凄く危険な数字が出ました。
昨日よりもガクッと数字が下がっています。
今のその子の状態だと、検査をしても結果が出る前に亡くなる可能性があるそうです。
輸血をしないと絶対厳しい状況だと、数字が表しました。
娘さんは、堪えきれずに涙を流されました。
それまで大人しくじっと座っていたコーギーは、娘さんの鼻をすする音に敏感に反応し、娘さんに近寄って顔を覗き込み「大丈夫?」と言ってるかのような目で見つめていました。
死ぬかもしれない…危険なのは自分の方なのに…。
犬って本当に人の気持ちを理解できる素晴らしいパートナーなんですね…。
それからコーギーの子は、色んな薬を点滴と一緒に体に入れられて、抗生物質やら何やらを何本か注射されました。
大人しい子だったけど、流石に我慢の限界だったようで咬み犬へと変化していました。
娘さんはずっとその子を励まし、母親は殆ど何も喋らずに、口を開けばお金の話でした。
(そりゃ気持ちもわかりますけどね)
今日は一旦家に帰り、父親を説得して明日の朝一でまた来ると仰っておりました。
娘さんはとにかく犬を助けたい一心で「絶対説得します。絶対ちゃんと説明します。」と力強く仰っておりました。
途中堪えつつも涙を流され、そのたびにワンコは心配そうに顔を近づけていました。
そんな命の駆け引きを間近で見て、不謹慎だけど勉強になったと思いました。
やはりどうしたって愛犬との別れは避けられないし、私もアテナと別れる日はいつかは来ます。
私が先か、アテナが先かはわかりませんが、いつまでも同じ日は続きません。
そんなことを考えると、無性にアテナが恋しくなり、今日は帰って過ぐに抱きしめました。
物凄く嫌がられたけど、なんとなくそうしたかったので我慢してもらいました。
私は水曜日と土曜日は動物病院で働いています。
なので、今日は病院勤務の日でした。
私は、専門学校に入る前から、将来絶対自分が就かないだろう動物業界の仕事の1位が動物看護師だと豪語してました。
(2位はトリマーだったりします)
希望職ではない…というより、私は血を見たりするのが苦手なタイプなので、全くの不向きな職業なわけです。
気合入れて頑張るぞー!と張り切れる仕事でもなく、どうしても中途半端な行動ばかりとってしまいます。
そんな私でも必要なほど、切羽詰ってる人事不足なのが私の勤める病院です。
病院は平日は7時に閉まるのですが、今日もいつものように6時が過ぎ、6時半になったとき「さーもう少しで帰れるぞ!」と心の中で意気込んでラスト30分を送りました。
ラスト30分前、ある母娘がコーギー(♂)を連れてきて、待合室で待っておられました。
昨日も来られてたそうですが、昨日は私は休みだったので、一先ず出された尿検査用の尿を受け取って、尿検査の準備にとりかかりました。
そのコーギーの尿は真っ赤な血尿…というより、ほぼ血液っぽい状態で、血の塊みたいなのもついていました。
はじめは「ヒート…?」と思っていましたが、カルテには♂と書いてあったので、更に驚きました。
診察室にコーギーが入り、院長と母娘との会話が始まり、その話の内容で大体状況が飲み込めました。
昨日もそのコーギーの子は来ており、昨日が初診だったみたいです。
で、昨日は母親と父親が連れてきていたみたいです。
血尿は昨日からあったようで、早急に尿検査をされました。
結果は、昨日と同じ状況とのことです。
そのコーギーは見た目は綺麗な見た目をしており、7歳なのが嘘のように毛並みも綺麗な子です。
顔もとっても可愛くて、穏やかで大人しく、とってもとってもいい子でした。
昨日色々な検査をしたようで、先生は大体の症状がわかっておられました。
難しい話だったので、私は聞き流していたので殆どわかりませんでしたが、なんでも非常に危険な状態とのこと。
やはり血尿というより、血液が出てしまっているので、貧血を起こしているようです。
さらに、皮下出血も目立ち、すぐに青痣が出来てしまうとも話しておられました。
そのため、散歩も禁止。
家に居る時はちょっとでも物が当たると痣が出来てしまうので、歩かせることすら控えるべきだとのことです。
それでもはっきりした病状はわからず、一度検査をしてみないといけません。
検査には結構な値段がかかるようで、母親からは「出来ればしたくない」というオーラが出ていました。
私だったら無理しても出す額だったし、娘さんも「やろう!」と強く言ってました。
(まあ自分が払わない立場だったらなんともいえますしね…)
ですが、その家は父親が乗る気じゃないみたいなのです。
昨日も父親を納得させるのに時間がかかったと院長は言っておりました。
動物を飼うって、本当に大変なんだと改めて思いました。
可愛いから、可哀想だから…で家族を増やしたら、若いうちはそれで成り立つかもしれないけど、年を取るに連れて凄い大きなお金が動きます。
そのお金を出せるのなら、多頭飼いでもなんでもすればいいと思います。
できないのなら1頭も飼う資格はないと思う。
その後、コーギーは再度血液検査をすることにしました。
血液が固まらない体質のようで、そういう子からはなるべく血は採りたくないと院長は仰ってましたが、それしか方法が無いのでやる事に決めたのです。
血液が固まり難いかどうかというのは、避妊・去勢手術をした子なら早期発見ができます。
その後に発症する可能性もあるので100%ではありませんが。
血液検査の結果は、凄く危険な数字が出ました。
昨日よりもガクッと数字が下がっています。
今のその子の状態だと、検査をしても結果が出る前に亡くなる可能性があるそうです。
輸血をしないと絶対厳しい状況だと、数字が表しました。
娘さんは、堪えきれずに涙を流されました。
それまで大人しくじっと座っていたコーギーは、娘さんの鼻をすする音に敏感に反応し、娘さんに近寄って顔を覗き込み「大丈夫?」と言ってるかのような目で見つめていました。
死ぬかもしれない…危険なのは自分の方なのに…。
犬って本当に人の気持ちを理解できる素晴らしいパートナーなんですね…。
それからコーギーの子は、色んな薬を点滴と一緒に体に入れられて、抗生物質やら何やらを何本か注射されました。
大人しい子だったけど、流石に我慢の限界だったようで咬み犬へと変化していました。
娘さんはずっとその子を励まし、母親は殆ど何も喋らずに、口を開けばお金の話でした。
(そりゃ気持ちもわかりますけどね)
今日は一旦家に帰り、父親を説得して明日の朝一でまた来ると仰っておりました。
娘さんはとにかく犬を助けたい一心で「絶対説得します。絶対ちゃんと説明します。」と力強く仰っておりました。
途中堪えつつも涙を流され、そのたびにワンコは心配そうに顔を近づけていました。
そんな命の駆け引きを間近で見て、不謹慎だけど勉強になったと思いました。
やはりどうしたって愛犬との別れは避けられないし、私もアテナと別れる日はいつかは来ます。
私が先か、アテナが先かはわかりませんが、いつまでも同じ日は続きません。
そんなことを考えると、無性にアテナが恋しくなり、今日は帰って過ぐに抱きしめました。
物凄く嫌がられたけど、なんとなくそうしたかったので我慢してもらいました。
この記事へのコメント
ものすごく良い経験をしましたね。
我が家も相次いで病院がよいとなり約3ヶ月に渡り日曜日ごとに行ってました。
ソレはお陰様で元気になりましたがジャズの足は・・・・
手術と言う話も出ましたが2軒診て貰った先生が声をそろえてあまりお勧めしませんと言ってました。
それは体が小さいこともあるしジャズ自体痛がっていないので無理にはしない方が良いと言うことでした。
いまはサプリを飲ませ少しずつですが4つ足で歩くようにもなってきました。
本当に言葉が話せない分自分たちがしっかりしないといかんなとつくづく感じている今日この頃です。
コーギー君良い方向に話が進むと良いですね。
鈴玖さんも新しい職場でいろいろ大変でしょうが頑張ってくださいね。
そしていろいろ教えてください。
我が家も相次いで病院がよいとなり約3ヶ月に渡り日曜日ごとに行ってました。
ソレはお陰様で元気になりましたがジャズの足は・・・・
手術と言う話も出ましたが2軒診て貰った先生が声をそろえてあまりお勧めしませんと言ってました。
それは体が小さいこともあるしジャズ自体痛がっていないので無理にはしない方が良いと言うことでした。
いまはサプリを飲ませ少しずつですが4つ足で歩くようにもなってきました。
本当に言葉が話せない分自分たちがしっかりしないといかんなとつくづく感じている今日この頃です。
コーギー君良い方向に話が進むと良いですね。
鈴玖さんも新しい職場でいろいろ大変でしょうが頑張ってくださいね。
そしていろいろ教えてください。
2007/08/02 (木) | URL | のり #-[ 編集]
のり様ソレちゃん元気になってよかったですね!
ジャズちゃんは厳しいのですか…
私が前に預かっていたミニピンも後ろ足を骨折してましたが、本犬は痛みを感じていないのか(?)平気で走ったりもしていましたし、全身麻酔のリスクをおかしてまで手術をするメリットがなかったので、結局今も手術せずに幸せに暮らしてます。
ジャズちゃんが痛がっていないのなら、やっぱり手術をしない方がいいかもしれないですね…
病院に勤め、麻酔をして手術をする犬を見たのですが、凄く不安そうな顔をしていたのが印象的で、私はよほどのことがない限り手術をしないようにしてあげようと思いました。
ジャズちゃんが少しでもよくなるといいですね。
コーギーの子は、もしかするとガンの可能性もあるので、検査をしても安心できるといったものではないみたいです。
これから先、こういう体験を沢山する事になるのかなーと思いながら、病院に勤めて得られる事は沢山得ようと考えてます。
また何かありましたら、色々と書いていこうと思っています♪
2007/08/02 (木) | URL | 鈴玖 #-[ 編集]
お勤めの獣医さん好きです。動物の気持ちをよく理解してらっしゃいますね
日常茶飯事なんでしょうね!最初どんな気持ちで犬を飼われたのか分かりませんが一緒にいた娘さんが不治の病なら、どんな高額でも出すんでしょうね(涙)
家のクレハは動物病院からの里子です。先生は狂犬病接種は飼い主の義務だからと言って、クレハに関するワクチン・フィラリア等すべてお金を取りません。狂犬病だけ支払ってます。先生が体調崩されて何ヶ月と休診中に他の病院で、皮膚で何度と検査して大量のお金を支払いました(笑)コーギーの飼い主さんもお金が無い訳ではなく、犬にお金はかけない、所詮、犬畜生的な考えをお持ちなんでしょう!哀しいです。出来ることなら飼って頂きたくないですね(涙)

日常茶飯事なんでしょうね!最初どんな気持ちで犬を飼われたのか分かりませんが一緒にいた娘さんが不治の病なら、どんな高額でも出すんでしょうね(涙)
家のクレハは動物病院からの里子です。先生は狂犬病接種は飼い主の義務だからと言って、クレハに関するワクチン・フィラリア等すべてお金を取りません。狂犬病だけ支払ってます。先生が体調崩されて何ヶ月と休診中に他の病院で、皮膚で何度と検査して大量のお金を支払いました(笑)コーギーの飼い主さんもお金が無い訳ではなく、犬にお金はかけない、所詮、犬畜生的な考えをお持ちなんでしょう!哀しいです。出来ることなら飼って頂きたくないですね(涙)
2007/08/02 (木) | URL | りえママ #y60KlsS2[ 編集]
りえママ様私の勤める病院の院長は本当に動物を大切に考えてくださる方で、前日もそのコーギーのことが心配で夜は寝付けなかったと言っていました。
アテナは私の親族ですら、抱っこされそうになるとキャンキャン鳴いて嫌がるような子なのですが、初めてその病院に連れて行った日、院長の足の上で寝たくらい、動物に好かれる良い人です。
クレハ君は病院からの里子だったんですね。
そこの先生もお優しい方…!
犬を物と思わずに生き物と考え、接する獣医さんを選ぶ事が飼い主の義務だと最近思い知らされました。
コーギーの検査費…その時出された学は2万ほどだったのですが…
本当に家族だと思ったら、その位出せないのか?と思い、辛かったです。
きっと娘さんが何とかするんでしょうね。
犬の治療費は人の何倍もかかるという事をわかってから犬を飼ってほしいと思います。
2007/08/02 (木) | URL | 鈴玖 #-[ 編集]
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